2023年11月27日、昨年11月に引き続き浅草にあるタチバナ歯科医院様からのご依頼で1日ワークショップを実施させていただきました。
ワークショップの実施にあたって事前にヒアリングをさせていただき、二つのテーマをいただきました。
一つは、“スタッフが自分の強みを理解してチームで活かし合い、生き生きと働けるようになるになること”、もう一つは、“歯科医院の理念の意味と意義を理解し、内在化して日常の業務に活かせるようになること”です。
そこで、今回は以下のように研修タイトル、目的、到達目標を設定しました。
研修タイトル「ストレングス・マインドセット〜強みを活かし合う組織づくり〜」
〈目的〉
お互いの強みを活かし合い、地域社会に貢献する喜びあふれる働き方を考える。
〈到達目標〉
①自分の強みを知る
②お互いの強みを知る
③タチバナ歯科医院の未来の姿を描く
強みについては、クリストファー・ピーターソンとマーティン・セリグマンらが開発したVIA-IS(The Values in action Inventory of Strengths)という人格特性的な強みを測るテストを使用しました。
事前に参加スタッフ全員には質問項目に回答いただきました。研修当日は、それぞれのVIA-ISについて強みの解説を加えつつ、強みの活かすことのメリットについてのエビデンスをご紹介しながら、その活かし方について考え、分かち合いながら理解を深めていきました。
理念の内在化については、院長に理念を作るにあたっての思いをお伺いし、その後タチバナ歯科の未来の姿を思い描き、自分たちが大切にしたいこと、それらを実現するために必要な行動などを視覚イメージにまとめていただきました。
これらのワークを進めていく中でも、スタッフの皆さんの互いに強みが発揮していることを分かち合う姿が見られました。加えて新しい強みの活かし方にも気づかれた方がいたようです。
その後、院長からは「みんな生き生きとお仕事しています」というご報告もいただきました。
スタッフお一人おひとりが強みを活かし、歯科疾病予防を通じて地域の人々のウェルビーイングに寄与され、ますますご活躍されますようお祈りしております。
今回研修させていただいたタチバナ歯科医院のHPはこちら→「タチバナ歯科医院」