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墨田区立小梅小学校での出前授業報告

認定ナビゲーターの元木香織です。

1月25日(土)、出前授業のご依頼がありました墨田区小梅小学校での授業についてご報告します。

今回は認定ナビゲーター2名で伺いました。

 

 

いじめ防止というテーマをいただいており、この題材を通して遠巻きに感じてほしいという思いから、ポジティブ心理学入門「ちがい探しはいいとこ探し」というプログラムを選びました。

「自分と他の人の考え方や価値観には違いがあるが、みんな違っていても大丈夫。そこから生まれることや出来ることは何があるか考える」という内容になっています。

 

 

対象は5年生2クラス67名の皆さん。
最初に行ったアイスブレイクの「挨拶じゃんけん」で一気に場が和みます。

 

 

 

ワークの内容として、プリントに書かれた25個の強みや価値観を表す言葉の中から、自分にとって大切なものを3つ選んで○をつけてもらいます。

最後にその中から一番大切なものを1つ選んでもらうのですが「1つに絞れない!」という声をたくさん聞きました。

(「家族」と「友達」の2つで悩んでいる人が多かったです)

 

その後、自分の選んだ大切に思うこととその理由をペアになってシェアしてもらいました。
お互いのシェアが終わったら、また別の人とペアになってシェアすることを繰り返してもらいます。

 

私もその中に入れてもらい、数人の子どもたちとシェアしました。
選んだ3つの思いがすべて同じ人はいませんでしたが、一番大切なものに「家族」を選んだ人がとても多かったのが印象的でした。
選んだ理由を聞くと「ご飯を作ってくれるから」「相談にのってくれるから」「大好きだから」と様々な答えを教えてくれました。

 

最後に子どもたちからも感想を聞かせてもらいました。

・他の人の大切なことを知ることができて嬉しかった。
・優しい気持ちになれた。
・大切なことが違うこともあれば同じこともあるなと思った。
・同じことが大切でも違いがあることがわかった。

初めは手を挙げることを恥ずかしそうにしていた子どもたちも、進行したナビゲーターの温かな声かけでたくさんの感想を聞かせてくれました。

 

 

先生からも感想をいただきました。

・「ちがい探しはいいとこ探し」をワークを通して学びましたが、子どもは楽しみながら取り組んでいました。一学年だけではなく大きな会場でやる、もしくは各学年でやるのも良いと思いました。

 

ペアになってシェアする際、相手の話を聞き終わったら大きな声で「いいね!」と親指を上げてもらうことをお願いしました。

元気な声と笑顔で「いいね!」の言葉が飛び交う教室は幸せにあふれていました。

 

今回は「いつか私の住む静岡でもこのような授業をやりたい」との思いで助手として参加しましたが、何よりも自身の幸福度が上がったことを実感しました。

 

このような機会を得ることができ、感謝しております。
ありがとうございました。

報告者:元木香織、かみて理恵子

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