ウェルビーイング⼼理教育アカデミー 共同代表理事の渡邊奈都⼦です。
昨年教務研修を担当させていただいた東京未来⼤学福祉保育専⾨学校様より、たいへん光栄なことに本年もご依頼いただきました。
気持ちよく晴れ渡った 2024年3月27日、2024年度のキックオフとなる教務研修を実施させていただきました。
研修の内容ついては、昨年ご好評をいただいた強みの研修について、再度扱い、さらに掘り下げる形で先生方のチームワークやつながりを強化することを適う構成をリクエストいただきました。
そこで今回のテーマは「強みの理解と生かし方<第二弾> 自分の幸せを自分で増やす方法」とし、昨年以上にグループワークを多く設定する構成にしました。
約半分の先生方は前回もお目にかかっていたこともあり、ウォームアップの時点から私の声がかき消されるほどの盛り上がってくださいました。
幸せの種類や私たちが幸せについて感じる特徴、強みと幸せ(ウェルビーイング)がどのように関係しているのかなどをお伝えした後は、ご自身の強みに向き合う個人ワークや他者の強みとコラボするためのグループワークなどを行っていただきました。
お一人お一人がご自身の強みを開示しつつ、他の先生方の持つ強みに興味深く耳を傾けてくださり、どのワークの分かち合いも各所から笑い声があがっていました。
昨年以上に自分らしさについての理解と、共に働くお仲間についての理解、そしてお互いの強みを活かし合う関わりについて、実践的に学んでいただくことができたのではないかと感じています。
以下、受講後にいただいた感想から⼀部抜粋してご紹介します。
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今まさに自分自身の生き方の悪い癖を直すために、自身の強みを意識して行動するようにしているので 正まさにタイムリーな内容でした。幸せの種類、快楽主義と幸福主義の明確な違いがあることを学び、どちらの幸せのバランスよく 得ることで本当のトータルの幸せを得ることが出来るのだなということを深く学ばせて頂きました。(M.R/40代)
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よい研修を受けさせていただきました。Well-beingは自分の幸せが、周りの人にも伝播し、その人の周りの人にも伝播するということが学びになりました。
幸せは、自分の強みを意識的に使っているときに感じやすいということを、この研修を通して「なるほど」と思えました。これから家庭や出会う学生の方々と過ごしていく中で、強みを意識的に使うことで幸せ感が増すことなど意識しながら接していきたいと思います。(H.Y/50代) -
ウェルビーイングの研修を参加させていただき、自分の強みを活かして周りの人にも伝播していき、そのことによって自分が幸せして成長していくのだと学び、自分の強みを意識して行動しようと感じました。
新卒でまだわからないことが多く、仕事を楽しむよりも必死にやり遂げないといけないと感じていました。しかし今回の研修を参加させていただいたことで「自分の強みを使って幸せになる」という大きな目標ができたのでこれからの仕事も楽しみになりました。(匿名) -
それぞれの幸せ…とは、一言では語れないほど複雑な要素が重なっており、奥深いものだと改めて考えさせられました。 人それぞれの幸せの感じ方に心を寄せながら関わることが重要だと思いました。
また自身の潜在的な長所に気付くことができました。環境に影響され、長所が変わるということも学びになりました。 1年ごとに診断をして、自己理解を深めていきたいと思いました。大変貴重な学びとなりました。(匿名)
全体としても、とても満⾜度が高かったというアンケート結果を頂戴しました。
さらに、当日見学に来られていた三幸学園本部の先生からも、午後に控えていた全体会議の前にWelbeing研修を実施していたことの効果や、先生同士が自己開示したり話し合ったりする機会が多数含まれたワークについて、とても良い評価を頂戴いたしました。
新年度からの授業運営や学⽣さんとの関わりなどにお役立ていただけますことを願っております。
また、今回の研修についても、企画段階から学校法⼈三幸学園の⼩平⾹織様にお世話になりました。⼼から感謝申し上げます。
報告者:渡邊奈都⼦