ウェルビーイング心理教育ナビゲーターⓇの松永祐子です。
横浜女学院中学校・高等学校にて、10月3日の土曜チャレンジを担当させていただきました。
AWEとしては、3回目の担当となります。
今回は、同じくウェルビーイング心理教育ナビゲーターⓇの吉島恵美さんにサポートに入っていただき授業を行いました。
参加された生徒さんは、中学1年生6名、中学2年生4名、中学3年生1名、高校1年生2名、高校2年生3名の構成で、合計16名のクラスとなりました。
※第1回(4月25日)・第2回(6月20日)の様子は、こちらの記事でご報告しています。
→ 横浜女学院中学校・高等学校「土曜チャレンジ」で出前授業担当中です!

テーマは「違いは、みんなの力になる」
今回は「違いは、みんなの力になる」をテーマにしました。
社会的ウェルビーイングを高めるものとして、他者との良い関係づくりに大切なものとして、お互いの価値観を知り認め合うことを軸としました。

今回、探究したいこととして、
- 自分が大切にしていることは何だろう?
- 友だちと自分はどうして違うものを大切にするんだろう?
- 違いがあると、どんなことが起こるのだろう?
- 違いは、私たちに何をもたらしてくれるのだろう?
この4つを挙げました。
3色のカードと2つのワークで「違い」を探究
授業の最初に3色のカードを使ってアイスブレイクをしました。
外側からは見えない自分の価値観を選ぶ2択の質問(例:落ち込んだ時、誰かに頼る?自分で立ち直る?など)の答えを選び、みんなでカードの色を確認し合うといったゲームから始めました。
このゲームで、「友人の持つ価値観」を可視化でき、今回の授業の序章となりました。
その後、2つのワークを用意しました。
ひとつ目は、自分の価値観をリストの中から選び、それを選んだ理由とエピソード、更にはその価値観がな
くなってしまった学校や社会を想像してもらいました。
グループでの分かち合いをしてもらったのですが、ある生徒さんは、友だちの価値観の説明を聞いていたら、自分の「楽しみ」の価値観は、友人が選んだ「努力」の価値観があってこそなんだということに気づけたというコメントがありました。
対話が化学変化を起こしたことを感じとても嬉しく思いました。

ふたつ目のワークは、違いがもたらすものについて考える機会としました。
「大きな学校イベントを成功させるチーム」に必要な人について考える機会としました。
学校の大きなイベントを生徒さんに尋ねたところ、6月に実施した「体育祭」と答えてくれましたので、そのイベントを思い出しながらのワークとなりました。
このワークの狙いは、価値観や強みの違う人同士が協力し合うことで最強チームに成り得ることに気づいて欲しいということでした。
価値観の違いはつながりが切れてしまうのではなく、補い合ったり協力し合ったりし、よりパワフルさを増すことをワークの中で気づいてもらえたのではないかと思います。

生徒さんの感想と、これから
生徒さんたちからは、価値観が違うことは大事なことに気づけた、友だちの価値観も大切にしようと思えた、という感想をいただくことができました。
自分の大切なものを尊重しながら、相手の大切なものも尊重する。
そのような関係性が、一人ひとりのウェルビーイングだけでなく、クラスや学校という集団のウェルビーイングにもつなげられていたらとても嬉しいです。
今回、このような機会をいただき、私自身も多くを学ぶことができたことを深く感謝しています。
(報告者:松永祐子)