AWEでは、4月8日〜5月17日にかけてNVC(Nonviolent Communication)オンラインワークショップを開催いたしました。
NVCは、1970年代にアメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系化され提唱されたもので、現在は心理領域のみならず教育や産業など様々な分野で用いられている注目のコミュニケーション技法です。
ファシリテーターには、マーシャル・ローゼンバーグ博士の著書『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』の翻訳に関わられたCNVC認定トレーナーの安納献さんと鈴木重子さんをお迎えしました。
お二人のNVCの理解の深さと応用の広さは素晴らしいものでしたが、創り出される学びの空間は、NVCで大切にされている基本的な精神で満たされており、頭だけでなく心にも伝わってくるのが印象的でした。また、ご参加くださった受講生の皆さんとファシリテーターのお二人の質疑応答を通じて、NVCをより実践的に学ぶことができました。
今回のワークショップを通じて感じたことは、NVCは単なる良い関係ではなくウェルビーイングな人間関係を築くための知恵を育んでくれるものだということです。
ワークショップをファシリテートしてくださった安納献さんと鈴木重子さんと、分かち合い学習に積極的にご協力くださった受講生の皆さまに、あらためて感謝いたします。
※掲載許可をいただいた方のみ掲載。
今回の開催は、募集開始してほどなくして満席となり、残念ながらご参加いただけなかった方も多数いらっしゃいました。ですので、講師のお二人とご相談の上、再びNVCのワークショップを企画したいと考えています。
詳細が決まりましたら、AWEのHPでお知らせいたします。どうぞご期待ください。
記事:渡邊 義