AWEでは、7月19日(木)に法政大学大学院政策創造研究科の石山恒貴教授をお招きして「しあわせな働き方を創りだす」ジョブクラフティングワークショップの開催を予定してます。
ジョブ・クラフティングとは、イェール大学経営大学院准教授のエイミー・レズネスキーとミシガン大学教授のジェーン・E・ダットンが提唱した喜びややりがいのある働き方を見出すための理論です。
医学の進歩などになり、寿命が延びて人生100年時代と呼ばれるようになりました。こうした時代の中で健やかに生きていくためには、私たち一人一人が働くことの意味を今一度考え、再定義することが求められているのではないでしょうか。
しあわせの研究においては、他者に貢献することが幸福感をもたらすということがわかっています。働くことは、まさに他者に貢献する行為ということができるでしょう。働くことは、単にお金を稼ぐこと以上の意味を持っています。そうした働くことの意味を自分なりに探求することで、自らの能力と価値に気づくことができるようになり、更にそれを他者のために役立てる方法を見出すことによってしあわせを創り出すことも可能になると考えられます。
今回は日本におけるパラレルキャリアの第一人者であり、ジョブクラフティングについても研究されている法政大学大学院政策創造研究科の石山恒貴教授と同研究科の博士後期課程で高齢者とジョブクラフティングについて研究されている岸田泰則さんを講師にお迎えしてワークショップを開催いたします。
講義だけでなく、対話型のワークをいくつも織り交ぜながら体験的にジョブクラフティングを行なっていく予定です。日本では、ジョブクラフティングのワークショップは開催が少ないため、とても貴重な機会です。皆様と共に有意義な学びの時が持てますことを楽しみにしております。