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恒例の「ずっと続くしあわせなパートナーシップ」イベントを開催しました!

2025年10月5日の日曜日、東京アメリカンクラブにご協力いただき、「ずっと続くしあわせなパートナーシップ」イベントを開催しました。

このイベントは、2018年から毎年続けて開催しているもので、プレイベントから含めると今回で9回目となります。

前回までは、慶応大学SDM研究科ヒューマンラボの主催で行って来ましたが、今年からは主催が「しあわせなパートナーシップを祝う会」に変更になりました。(実施メンバーは変わりありません)

まだ暑さは残っているものの秋の気配も感じる心地よい日に、60名の方にご参加いただきました。

このイベントは、前半のミニレクチャーと後半の食事会を通じて、参加者の皆様と共にパートナーシップのあり方について考え、分かち合う機会となっています。

 

 

 

前半:パートナーシップに関するミニレクチャー

 

今回のミニレクチャーでは、以下の3組のご夫妻がご登壇しました。

「生きとし生けるもののパートナーシップ」 前野隆司・前野マドカ夫妻

武蔵野大学ウェルビーイング学部で教鞭をとられている前野ご夫妻は、9月のケニア旅行でのエピソードや動物の写真を交え、自然界に生きるすべてを対象とした大きな視点から、パートナーシップを考えるきっかけを与えてくださいました。

 

 

 

「健やかなる時だけでなく、病める時こそ深まるパートナーシップ」 朝野倫徳・朝野かおり夫妻

倫徳さんが僧侶という朝野ご夫妻は、「生老病死とパートナーシップ」をテーマに据え、今回は「病むこと」を取り上げられました。「病むというのは異常ではなく常態なこと」という印象的な言葉と共に、生きる上での自然な摂理としての「病」を捉え、病む時にこそパートナーシップが深まるという視点を提供してくださいました。

 

 

「夫婦関係を豊かにする心理的欲求の満たし方」 渡邊義・渡邊奈都子夫妻

私たち夫婦からは、エドワード・デシとリチャード・ライアンが提唱した自己決定理論の基本的心理欲求を取り上げ、「ウェルビーイングと欲求充足の関連性」「パートナーシップにおける欲求充足の重要性」「条件付けの愛情表現の問題点」「パートナーと共に欲求を満たし合う方法」について、エビデンスとワークを交えてお伝えしました。

 

 

 

後半:食事会とパートナーシップのエピソード

 

後半の食事会では、前半のレクチャーから得られた学びや気づきを参加者同士で分かち合いました。また、会場にお越しくださった結婚記念日の名称がついているカップルを皆様でお祝いし、パートナーシップに関するエピソードをお伺いしました。

特に印象的だったのは、今年真珠婚(結婚30周年)を迎えたご主人が、奥様に向かって「これからも僕と一緒に生きてくれますか?」と、改めてプロポーズの言葉を告白された瞬間です。嬉しそうな奥様のご様子に、会場全体があたたかい雰囲気に包まれました。

 

 

 

結びに

 

しあわせの形はカップルごとに多種多様ですが、それが長続きする関わり方には、共通する秘訣(法則)のようなものがありそうです。これからも引き続き、ずっと続くしあわせなパートナーシップイベントを開催し、しあわせなパートナーシップの秘訣を探究していきます。

来年は、10月11日(日)に開催する予定です。ご興味のある方は、どなたもご参加を歓迎いたします。

もしよろしければ、来年のご予定に加えてください。

 

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