去る7月16日と25日、某建設・インフラ関連の企業様において「ウェルビーイングを知る 〜シナジー・組織力・信頼を高める体験型プログラム〜」をテーマに、全2回の研修を担当させていただきました。
本研修では、「ウェルビーイング」の基本的な考え方を学びつつ、協働達成ゲーム「アチーバス」を通じて、ウェルビーイングにおいて重要とされる「他者とのつながり」や「貢献のあり方」を体感していただきました。
事前にアチーバスの説明と一部体験の機会をいただいた際、企画担当の皆さま自身がその良さと効果を実感され、「ぜひ全社員に体験してほしい」という強い思いを持って今回の研修を企画してくださいました。その思いが実り、今回は日を分けて2回にわたり開催し、全社員の皆さまにご参加いただくことができました。
このような貴重な機会をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
プログラム内容
- ウェルビーイングの基礎理解
・ウェルビーイングとは何か
・「しあわせ」と「ウェルビーイング」の違い
・ウェルビーイングが仕事・人間関係・健康に与える影響 - 協働達成ゲーム「アチーバス」体験
・ゲームの説明と実施
・作戦会議と振り返り
・全体での感想シェア - ウェルビーイングを高める実践法
・日常に取り入れる方法(「感謝」「親切」「強み活用」などエビデンス紹介)
・職場でのウェルビーイングについて
・自分たちが職場のウェルビーイングを高めるためにできること(グループによる発表)
まとめと御礼
今回の研修は、ウェルビーイングを理論としてではなく、日常的に身近に存在するものであり、各々が高めるきっかけを手にしていることを実感していただけるように構成しました。
中でも、「協働」「つながり」「貢献」といった大切な要素を、アチーバスというカードゲームの体験を通じて、参加者の皆様に学んでいただきました。
後日お送りいただいた参加された皆様の感想アンケートでは、講義やグループ対話を通じてウェルビーイングの理解が深まり、自分の行動や関わり方次第で幸せを育めるという気づきが得られたという声が多く寄せられました。
特に、協力や思いやりを通してチーム全体の幸福を実感できた「アチーバス体験」が印象的だったとの感想が多く、多様な人との交流や対話を通して感謝の大切さや職場でのコミュニケーションの意義を再認識する有意義な時間であったことが挙げられていました。
講師としても、皆様がゲームに集中されていく様子や、部署や年次を超えて参加者同士が自然に分かち合い、笑い合う姿が見られたことがとても心に残りました。アチーバスを通じて垣根を越えたつながりが生まれ、研修全体が温かい雰囲気に包まれていました。
またこの実施にあたっては、事前にアチーバスを体験し、その価値を感じてくださった企画担当の皆さまの思いによって、全社員が一堂に学びを共有する機会として実現されました。ここに改めて心より感謝申し上げます。
報告:渡邊 義、渡邊奈都子