AWE認定ナビゲーター® のマグことかみて理恵子です。
今年6月24日に墨田区立外手小学校からのご依頼のもと、ミニ講演をいたしました。
東京都墨田区では、学校と地域(地域住民・企業等)との橋渡しを行い、地域ぐるみで子育てを行う体制を整備し支援する事業(学校支援ネットワーク事業)が数年前から始まっております。
ウェルビーイング心理教育アカデミーも事業のボランティアとして登録しています。
登録したあと、すぐにコロナ禍になり、主だった活動がありませんでした。
今回のご依頼は学校支援ネットワーク事業の一環として初めての実施になります。
学校支援ネットワーク事業では、児童向けの内容もありますが、今回は、保護者向けに「つながりを大切にするには」という内容のご依頼でした。
お伝えした内容のベースは、こちら。
積極的建設的反応(ACR)に、お子さんとのコミュニケーションを盛り込み、実際の毎日で想像しやすいシチュエーションでお話させていただきました。
とても幸せな人と、とても不幸な人を分ける、たった一つのものは、良いつながりがあると最初にお伝えしたこともあり、とても興味深く聞いてくださっているのが伺えました。
この積極的建設的なコミュニケーションは、ただ褒めるのではなく、いいことが起きて、そのときにどう感じたのか。なぜそう思ったのか。を聞くことで、本人が、そのときの感情やどうしてできたのかなどを思い出し、再現性を高めます。
そして、よかった出来事を一緒にもう一度味わうことができ、そこからウェルビーイングを改めて感じることができます。
今回は、具体的な積極的建設的な会話の練習に時間を割きました。
(気軽に、この会話を実践していただきたかったからです)
嬉しい話楽しい話をされている様子は、みなさんの笑顔が溢れていて、見ている私もとても楽しく感じました。
終わってからの感想は、
- 「いい関係を築くためにも家で子供とやってみたいと思います」
- 「積極的建設的会話をヒーローインタビューのようにと言ってもらったので、何をどう話したらいいのかが想像つきやすかった」
- 「早速、チャレンジしてみたいと思います」
- 「こうやって考えてみると、子供に声を掛けられても忙しくて、ちゃんと返事していないことに気がついた」
- 「寝る前など時間を作って、ちゃんと聞いて会話をしたいと思いました」
というようなものでした。
実際、講座中も聞いてくださる保護者の方の頷きが多く、ご理解いただいている実感がありました。
終わってから、校長先生から、「コロナ禍後、初めての対面イベントだったこと」、「参加してくださった保護者の方が喜んでいてくださったのがうれしい」、「参加できなかった教員(授業中だったため)とも共有します」と感想を頂戴し、後日、担当の先生からも、「教員全体にシェアしました」、「わかりやすい内容でかつ、大切なことで、本当に企画してよかった」、「今後も、時間割当をして、また実施したい」という、うれしい後日談とともに感想をいただきました。
私達は生きていくためには、いい人間関係はとても大切です。
そのためには積極的建設的反応はとても有効だと思ってます。それをお一人でも多くの方にお伝えできる機会を頂戴できたことはとても嬉しいです。
これからもこの活動を続けていきたいと考えてます。