2024年3月17日〜24日に、武蔵野大学ウェルビーイング学部とTHE WELL-BEING WEEK2025実幸委員会の主催で「THE WELL-BEING WEEK2025」が開催されました。このイベントは、国際幸福デーに合わせて行われる日本最大級のウェルビーイングイベントで、今年で9回目の開催となります。
会期中は、基調講演や特別プログラムに加えて、120のオンラインプログラムが実施されました。今回AWEは、二つのワークショップを出展いたしました。
一つ目のワークショップは、『ウェルビーイングと非認知能力〜感情のメタ認知で見つける豊かな人生〜』というタイトルで、ウェルビーイングと非認知能力の関係性やエビデンス、非認知能力の中でも感情知性(EQ)を取り上げて、感情のメタ認知モニタリングと感情のメタ認知コントロールについて対話とワークを交えたプログラムを提供しました。
二つ目のワークショップは、『「喜び」から探求する私のキャリア~強み・意味・喜びのしあわせループ~』というタイトルで、ウェルビーイングなキャリアを育む好循環のスパイラルを表したJSMモデルというフレームワークをご紹介させていただきました。
二つのワークショップ合わせて、100名ほどの方にご参加いただき、有意義な時間を過ごすことができました。
ワークショップ終了後の感想をいただいていますので、いくつかご紹介させていただきます。
『ウェルビーイングと非認知能力〜感情のメタ認知で見つける豊かな人生〜』
・今日はありがとうございました。久しぶりに感情をモニタリングして自分が起こせる行動やその感情からのメッセージとは?と考えたことで「ああ、そうだった。私にはできることがたくさんあるんだった」と思い出しました。(春って何かと気分が萎えがちなので😅)またブレイクアウトルームでご一緒したお二人のお話が納得するやら新鮮やらでお話ししていてとっても楽しくて「nice break out!」と思いながら参加していました。お陰様で自分にとって良きチューニングタイムになりました。感謝。
・ウェルビーイングであるためには、非認知能力が欠かせないものだということが今回のワークショップで改めて気づかされました。今日の内容で私の心が1番ワクワクした部分は、ポジティブ感情を能動的に迎えにいくためには何をする?という問いを考えている時でした。ブレイクアウトで皆さんからのヒントもとても参考になりました。楽しくて為になるワークショップを今回もありがとうございました。
・ウェルビーイングと非認知能力との関係について、OECDのレポートやその他の研究が紹介されていました。教育や雇用、経済活動など現代社会生活と乖離しない観点からも、非認知能力の重要性を提示されていたので、よく理解できました。感情を書き出すワークでは、まず、自分の感情を言葉にする技術が私は足りない・・・。複雑な感情や相反する感情がけっこう出てきました。例えば「せつない」という感情をポジティブに捉えてしまっていました。私にとっては好きな感情で、おそらく、何かしらの美学を感じているのだと思うのです。メタ認知コントロールのワークは、じっくり感じ、じっくり考えてみます!
『「喜び」から探求する私のキャリア~強み・意味・喜びのしあわせループ~』
・内発的動機は、強みとして使われても自覚することが難しいもので、自覚には対話が必要なのだろうということが分かりました。自分の価値の自覚度は、お客との近さで、だいぶ異なるということも分かった。フィードバックが短いと価値を自覚しやすいかもしれません。
・改めて自分の仕事に関わる喜びや意味を知る機会となりました。対話の中で他の方の感じ方や意見などに触れることで視野が広がりました。楽しいワークをありがとうございました。
・今日のタイトルを見て「今私に必要なものだ!」と思い参加させていただきました。皆さんとの対話を通して改めて内観し、今までの仕事には仕事仲間にも感謝の念が湧き、まだ見ぬこれからの仕事には希望が湧きました。
・自分の強みを意識して、それがスムーズに発揮でき、誰かに喜んでもらえると、幸せだなと改めて思いました。それが仕事となり、充実した時間が過ごせ自分の使命を果たすことで、より良い人生が送れる、よいスパイラルにのってどんどん幸せになれちゃうと気づけました。
ご参加くださった皆さん、そしてワークショップを実施してくださったAWEのメンバーに感謝いたします。