「良い人生は良い人間関係でできている」
これは、1938年から開始され700名を75年間に渡り追跡調査されているという、ハーバード成人発達研究(Harvard’s Grant and Glueck study)の四代目の責任者 ロバート・ウォールディンガー氏の言葉です。
この大掛かりな調査から、私たちの幸福と健康を高めてくれるもっとも重要な要素は【良い(あたたかな)人間関係を持っているかどうか】だということがわかりました。
では、【良い人間関係】とは、いかなるもので、どのように手に入れればいいのでしょうか?
本講座では、良いつながりを育むために効果があると認められた理論と、それを実践するための様々な方法について学びます。
良いつながりというものは、決して偶発的なものではなく、そして運命的なものでもありません。
それぞれの適切な努力によって培い、いつからでも育てることができます。
この講座では、【内的コントロール心理学】を土台に人の動機付けのシステムを理解するとともに、健やかな対人関係を築き、維持するための方法を提供しています。
心理学や社会心理学の分野で検証されてきた数々のエビデンスから
・なぜつながりを持つことが重要なのか
・幸福や健康に対して人間関係がどのように影響するのか
・良い人間関係の障害となる私たちの葛藤とは何か
などについてお伝えし、
・人間関係を回復し、維持し、より良くするための考え方
・周囲の人たちとの健やかな対人関係を築くためのスキル
を学んでいきます。
また、特に夫婦関係においては、結婚生活の幸福感は2年間程度で冷めることや、子育て中は夫婦の幸せが下降する傾向にあるというデータもあります。
元々は他人であった人と一つの家庭を築くというのは知恵や工夫が必要なものです。
そのため、後半には
・夫婦やパートナーとの絆を強くする実践方法
を取り上げています。
前半は対人関係全般について
後半は特にパートナーシップに関係することについて
参加された方の感想
このリレーションの講座受講後、イライラすることがあっても私が自分で持ち直せるようになってきたからか、夫も自分の欲求や感情を意識して、私や子供に接している様子がわかります。ほどよい気遣いをする大切さがわかるようになりました。(東京/Fさん)
以前もお互いをサポートしたいという気持ちは双方抱いていましたが、それを素直に表現し合えるようになったように感じています。夫からの愛情に気付き、帰宅後に感謝の気持ちを伝えました。(大阪/H.Aさん)
自分は自分のままでいいと思っていましたが、「結婚を破壊する4つの危険因子」は全部当てはまるし、夫の愛の言語は使っていないし、ACRもほぼ使えていませんでした。子どもができて余裕がないから仕方がないと思っていましたが、そうではなかったことに気づけて本当によかったです。これまで夫がしていたことの“幸せな結婚生活”へ貢献度が高いことにも気づき、感謝の気持ちが生まれました。(兵庫/T.Sさん)
という思いが薄れ、感情至上主義を手放せるようになりました。
家族関係はなんだか勝手に出来上がっていくもの、みたいな感覚がありましたが、そうではなく、いい家族だなと思う家庭にはそれなりの努力や工夫があると理解しました。私のやり方次第で家族が変わるなら、私も変わろうと思えました。(ニューヨークM.Aさん)
近くにいる人を否定的に捉えたり、自分の行動と気持ちが一致しているかどうかにこだわったり、相手の思惑を推察して余計な考えにとらわれたりすることが多かった。でも、そうではなくて、私が相手に感謝の気持ちを言葉で伝えたり、自分自身が幸せでいることが大事。それだけで周囲の人達にも幸せの影響があるのであればと、人との関わり方がシンプルでポジティブに考えられたことは大きな学びです。(東京/匿名)
取り扱う分野 | ポジティブ心理学、選択理論、自己決定理論、アサーション、NVC など |
対象 | ・あたたかく穏やかな人間関係を増やしたい方 ・コントロールしない、されない関係を身につけたい方 ・パートナーとの健全な関係を構築したい方、またはより良く維持したい方 ・現在抱えている関係を改善したい方。対人関係の対象は、子ども、恋人、配偶者、親、会社の上司、部下、友人関係など、幅広い範囲で応用できます。 |
受講時間 | 12時間 |
受講料 | 66,000円(税込) *お申込み後、確認メールでお支払いについてご案内します。 |
その他 | この講座は、ナビゲーター養成講座受講のための選択講座にもなっています。 |
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本部が主催します